ささやかな日常

ワーキングマザー三姉妹育児奮闘日記。夫は2020年から単身赴任中。

【子育て日記】第三子出産時の入院、退院

〈入院0日目(出産日)〉
土曜日の朝の5:51に第三子となる女の子を出産。出産の様子はこちらの記事参照下さい。
(出産以外のことも色々書いていますが、同じような記事を書くのも躊躇われたため、こちらにてご了承下さい)

産後の体調は良かったです。
出血量も少なく、傷もすり傷程度と言われ、縫合も最小限。
血圧も体温も問題なし。
赤ちゃんの撮影が終わり、助産師さんから携帯を返していただいてからというもの、主人や、長女次女を預かってくださっているAさんと、怒涛のメッセージのやりとりをしていました。

出産から2時間後くらいには分娩室から病室に入りました。産後なのでそれなりに足腰やオマタは痛かったですが、歩けないほどではなく。
ヨタヨタと床を踏みしめながら病室に行き、朝食をいただく。


この日は3月末。
主人の年度末の仕事、そして4月からの新たな赴任地への引っ越し、そして今後の長女と次女の保育園のことが心配で、早期退院を看護師さんに相談。
診察で問題なければ、最短で3日目に退院可能とのこと。
そのため、お祝い膳もこの日の夕食に早めていただきました。
翌日から母子同室が始まることは知っていたので、この一夜のおひとりさまを満喫する。
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なにせ今回、早朝の出産で、主人もおらず、近所にお住まいのAさんに、長女と次女、そして我が家のことを丸投げして病院に行った私。

Aさんにお世話になっている長女と次女は、ご飯やお昼寝、おやつにお風呂をAさん家族と共にしていました。

ここで少しAさん家族について触れておくと、
Aさん家族は今は7人で、そのなかでも以下の方々がいます。
・Aさん(推定50代)
・Aさん娘(20代前半)
・Aさん孫(3歳と0歳)

我が家の長女と次女は、 Aさん娘やAさん孫とも交流があり、仲良しです。

主人は東北新幹線地震の影響で一部不通となっているため、一日がかりで青森から東京に戻ってくる。
私が病室でお祝い膳をいただいた19時過ぎには、主人もAさん宅に合流して一緒に夕食をいただき、帰宅。
Aさんというご近所さまに恵まれて、本当に助かりました。


〈入院1日目〉
この日は日曜日。
昼前に母子同室開始。
赤ちゃん、哺乳瓶のミルクは飲むが、私の母乳には興味がないのか、すぐ寝ちゃう。
私はもう、お腹に赤ちゃんがいないので、胃がスッキリしたのか食欲がものすごく出てきて売店でお菓子を買い込んで暴食した。

赤ちゃんはというと
23〜2時ごろまで抱っこじゃないと寝ない状態に。
ねむくて白目になりながら抱っこしてた(笑)
赤ちゃんはお母さんの温もり感じてるのね。


〈入院2日目〉
月曜日。会社やいろんな施設が営業している日。
土日の間は手配や連絡ができなくてもどかしい思いをしていました。

私は会社への出産の報告を朝イチに済ませ、長女と次女は保育園。主人が送迎するが、やること山積していたため、登園後の時間を見計らって、あれやこれやと主人に連絡して捌く。
病院の通話可能エリアでずっと電話していました。
アドレナリン出まくったのか、一種の興奮状態になってたらしくて、血圧が今まで見たことないくらい高くなっていた模様。
降圧剤を処方される。

前日、ほぼ寝ずに抱っこしてたせいで、
身体がものすごくしんどかった。

産後の高血圧について情報収集していたら、脳卒中になり倒れる可能性があるとの情報を得る。せっかく赤ちゃんが生まれたのに私がここで死んでたまるかと一人で泣く。
1人で泣いて1人でスッキリする。

赤ちゃん、やはりわたしの母乳にはなかなか興味を持ってくれないが、徐々にかぶりつくようになってきたように思う。
夜、3時間くらいはまとまって眠れた。

長女と次女は、私が送った赤ちゃんの動画を「可愛い」を連呼しながら愛でている様子。
優しい子たちです。

〈入院3日目〉
診察で問題なければ、私のみ、退院の日。
(赤ちゃんは5日目の診察が終わってから退院)
朝から検尿と血液検査。
朝食をとり、診察していただく。
尿検査も血液検査も内診も問題なしだが、やはり高血圧状態なのが心配のため、降圧剤の服用と、2週間後の外来にくることを条件に退院できることに。

退院できることになった!

安堵の気持ちでした。
会計が終わるころ、主人に迎えに来てもらう。
主人の姿を見た途端、本当に肩の力が抜けました。
感謝の気持ちで溢れた。

遠いところをはるばる帰ってきてくれてありがとう。
保育園の送迎対応や、送迎サポーターさんへの説明をありがとう。
私の代わりに、子育て総合支援センターに書類をコピーして持っていき、打ち合わせをしてくれてありがとう。
私がいない時の長女と次女のお世話をありがとう。

主人と、近くの商業施設でランチ、そして赤ちゃん用品を買い足しに行きました。

帰宅して少しすると、母乳の分泌量が増えてきた。
急いで、買ったばかりの母乳パッドを入れる。
赤ちゃんが退院するまで、母乳を吸ってくれないので、退院したばかりの病院の看護師さんに電話相談し、少し搾乳・冷凍保存することにする。

めでたく早期退院できて、家族4人で過ごせる最後の日と思って、ケーキを買いに行く。
夕食後に美味しくケーキを食べた後、主人は夜行バスに乗り青森に戻り、私は娘2人と眠りについた。

今までの、家族4人の日々よ、さようなら。
2日後には、ここに赤ちゃんが加わる。