ささやかな日常

ワーキングマザー三姉妹育児奮闘日記。夫は2020年から単身赴任中。

【子育て日記】ウイルス襲来(中編)

※前回のお話はこちら

三女が、おそらくウイルス性胃腸炎に感染している。
夫が単身赴任で東京に不在の今、三女の重なる嘔吐の処理をするのは、私しかいない。

私が嘔吐後の後片付けや消毒をするのはいいが、それでは家事をしてまだ元気な上の子たちの相手をするのは誰か。
私1人ではそこまで手が回らない予感がした。

大人が足りない。

夜21時を回っていたが、単身赴任中の主人に連絡。
帰ってきて手伝って欲しい。明日の朝、私は嘔吐症状のある三女の対応をしながら上の子たちのために朝ごはんを作ったりできない、と訴えたところ、なんと終電で帰ってきてくれた。

「明日の9時までなら家のことできるから」とのこと。
本当にありがたかった。

子どもたちをなんとか寝かしつけた後(三女も泣き疲れて眠っていった)、私は風呂場の掃除やら衣服の消毒・洗濯に追われる。
主人は家事をしてくれた。
翌日、なんとか三女の嘔吐症状は落ち着く。長女は学校。三女と夫は家で留守番。
私は次女を保育園に連れて行き、夫は単身赴任先へ戻る。
次女は私と別れた後、すぐに保育士さんに腹痛を訴える。
「少し様子を見ますね」と保育士さんは言ってくださったが、10:30ごろ、保育園から呼び出し電話あり。
次女が嘔吐したらしい。
仕事に向かった主人にも状況報告した。

三女をおんぶし次女をお迎えに行くと、次女以外のクラスのお友達は別の場所へ全員避難していて、クラスの中では次女は虚な目でビニール袋をかけたバケツを抱えていた。テキパキと保育士さんや保育園所属の看護師さんが片付けしてくださっていた。私はご迷惑をおかけしたことをただただ謝るしかなかった。
次女を連れて帰っても、次女は嘔吐を繰り返した。

三女も不快感があるのか、不機嫌なことも多く、しきりに私にくっつきたがった。
おんぶを2時間して更に抱っこしてようやく落ち着いたようで寝てくれる。

次女もグッタリとソファで横になり、三女も寝入ってくれた間に家事を済ませる。
長女が学童から帰宅する。
元気な声に安堵した。よかった、まだ長女は感染していない。

私と長女は元気だったのでしっかり夕食をとり、
吐き気がおさまった三女には離乳食のようにお粥と野菜ペースト、りんごのすりおろしを与えたら食べてくれた。
しかし夕食後に三女の下痢が始まる。
オムツから大量に漏れてて、私と長女で叫び声を上げる。

はたらく細胞より)

三女も狼狽して泣く。
次亜塩素酸ナトリウム液を作り、キッチンペーパーで拭き取り消毒をし、三女の下半身をシャワーで洗う。
換気も忘れずに、、。

これは大変だ。

夜、夫が帰ってきてくれた。
明日は土曜日だ。